
アメリカで犬猫の保険に入るべき?迷っている人におすすめです
(投稿時現在、Nationwide Insuranceとのアフィリエイトは行っていません。皆さんのお役に立てたらと願い執筆しています)
2020年夏、ニューヨーク市でのコロナウイルス被害は落ち着いてきたものの、デルタ新種ウイルスによる新たな感染者増などに伴いまだまだ気が抜けません。去年から自宅でも仕事ができるようになった市民が多くなった為、飼い主やペット達はより多くの時間を共に過ごすことができるようになりました。私も我が愛猫と一緒にいられる日が続いていて両者幸せな日々を送っています。ニューヨーク市が自宅待機になって一番驚いていたのはペット達かもしれません。
私の愛猫さんは構ってほしいタイプなので、毎日喜んでいました。私もいつも話しかけているし、お庭に一緒に出て過ごしています。最近、このYouTubeのように、iPad game にハマっています。
もともと、私の愛猫は中西部のミシガン州に住んでいた時にアダプトしました。今年で12歳になる彼女との付き合いははや11年。とても優しくどちらかというと犬みたいな猫で、私とはソウルメイトのような存在です。いつまでも健康でいて欲しいと、長く共に過ごしていきたいと思います。しかし8歳を超えた頃から急に色々なマイナーな病気が出てくるようになりました。ニューヨークのペット病院は、少しの手術でも10万円を超えることがほとんどで、予期せぬ出費が続いてしまうことがあります。
そんな時に、ある日友人からペット保険に入っていると便利だと教えてもらいました。色々調べた結果、Nationwide pet insuranceに加入しました。
実際入っていて本当に良かったと思います。
今回はそんな時に本当に役に立つペット達の保険について、加入手順や負担額返金の一般的な流れをご紹介します。
目次
1.アメリカでペットが病気になった時に連れて行く病院について
2.犬猫がアメリカでペット保険に入る事をお勧めする理由
4.ニューヨークで愛猫が実際使っている保険ーNationwide Pet Insurance
6.Nationwide Pet Insurance のクレーム申請の方法
1.アメリカでペットが病気になった時に連れて行く病院について
まず初めに、アメリカのペット病院について概要を説明します。猫の目NY筆者が住んでいるニューヨーク市内には動物病院は沢山あります。上流階級向けのペットサロン、一般的な犬猫病院、そして専門種病院。私は 地域のCat hospital =猫専用病院に連れて行っています。犬猫病院でももちろん正規のDVM(獣医学位)が診察しますので問題はないのですが、施設内に犬がいることで猫に負担がかかる事、猫専門に毎日診察している獣医さんの方が猫の経験があるだろうという事を考えて選びました。
人間の病院と同じく一般的外来の病院と、緊急対応病院があります。緊急外来の場合、全体的に医療費は倍することを予想していてください。私の猫は、なぜか祝日やクリスマス時期に病気になる事が多かったため、緊急に2回連れていかなければなりませんでした。初めに診察費やその他の費用を電話やメールで確認してから来院する事をお勧めします。
2.犬猫がアメリカでペット保険に入る事をお勧めする理由
なぜアメリカでペット保険に入ったほうがいいかについて。私がまだ小さかった頃、日本でペット保険の話を耳にしました。当時は家族の人も”犬猫に保険ってねぇ、人間と同じだよね”なんて言っていたのを覚えています。
ペットの延命に対する考え方は人それぞれ。でも毎日共に過ごして落ち込んだ時にただ傍に居てくれる事で励まされたり、家族の一員で子供達がペットと兄弟姉妹のような存在になっていれば、愛着も更に湧きますよね。健康でいて欲しい、出来るだけ長くいたい、と思う方は多いと思いのではないでしょうか。
ニューヨークでは猫は室内で飼う事がほとんどなので、怪我をしたり害虫を食べたり事故にあったりというアクシデントは日本に比べてとても少ないと思いますが、その分運動不足なため歳をとってくると糖尿病や、肥満などといった生活習慣病になったりします。
現在もうすぐ11歳になる私の猫は8歳を超える頃から段々と便秘の癖がつき始め、それに伴い一年に一度急性の食欲低下衰弱, さらに脱水症状といった問題が起き始めました。ある時は近所の野良猫が裏庭に来た時に喧嘩をして怪我をし、尻尾の付け根から炎症が進行したりと言った事が起ありました。若い時なら素早く逃げたりする事ができたのかもしれませんが、今はそうには行かないようです。
という事などを含め大体一年に一度は何か起きて近くの病院にお世話になっています。もちろん、年に一度のワクチン接種と定期検査はさらに別の用件です。
猫の医療費
さて、肝心な医療費。ニューヨークのペット医療費は他の州に比べてとても高いです。定期検診で健康な場合でもまずは検診料(Exam fee/Consultation feeと記載されています)で$75-$150(緊急の場合)はかかるでしょう。
猫の場合、Rabie shot(レイビー注射、毎年)とDistemper shot (ディステンパー注射、3年一度)が必要になります。この注射は比較的低価格です。しかし病気になった場合は診察、施術、薬投与などで値段が一気に跳ね上がります。X ray (レントゲン)の際も猫は人と違って普通には撮らせてくれませんから、一度Seduction (軽い麻酔)をして眠らせるための注射、レントゲン費用、レントゲン診断料、薬など、、、色々加算されていきます。
私の猫の例
野良猫に尻尾を噛まれた事件ですが、たったの一撃で20万近くかかりました。これでもかかりつけの猫病院は良心的な方なので、マンハッタンの緊急病院に行けば更に高かった可能性があります。
このようなアクシデントは予期もせぬところから起こります。毎年、もしくは2年に一度でも、こんな値段一度に払うのは厳しいですよね。
払えなければ安くしてくれるわけではありません。診察の前にもしも全額払えなければ払えるまでペットをリリースする事ができないという契約書もサインさせられます。アメリカではペット診察もビジネス、細かい法律が絡んでいます。
という考慮点から私は保険に入ることを決意しました。
3.アメリカの犬猫保険のタイプ
愛猫が一度緊急で入院をしてから、インターネットでアメリカのペット保険について調べました。
保険のキーワード
(*2021年4月時点、アフィリエイトなどの広告費との提携は一切行っていません)
Deductible—初めに実費でペットの飼い主が負担しなければならない額
Reimbursement —実際にかかった費用マイナスdeductible額の残高から、何割を保険会社が払うかのパーセンテージ
Annual Limit—一年のうちに保険会社が負担してくれる最高額。保険会社負担額をPay out と言います。
Monthly premium— 飼い主が保険会社に払う月額
次に数ある保険会社の一例
アメリカではおそらく一番有名なペット保険が ASPCA (American Society for the Prevention of Cruelty to Animals).
ASPCAは保険だけでなく、主に動物保護に力を入れている団体で犬猫のアダプション関連を取り扱っています。マンハッタンを歩いていると良く道端や駅のホームで動物と一緒にアダプションを奨励したり、募金を募ったりしている団体を見かけた方もいるかもしれません。1年のDeductibleは、$100, 250, 500で返金パーセンテージは70, 80, 90%.最高負担額は、$5000から始まり最高上限なしのオプションになっています。
Trupanion.(公式ホームページ)
こちらは小規模私営団体。保険カバーに対しあまりオプションがなく、 14歳以下の犬猫が新規で加入可能。返金の上限額がなく、90%の返金になります。ただ、年度の初めに診察をした場合にはすぐに9割返ってくるわけではないようです。自分でDeductibleの金額を設定できます。Deductibleを高くした場合、月に支払うプレミアムがの負担が少なくなります。実際の負担額はペットの齢、持病、過去の病気歴によって変わります。通常の定期検診費は、年間のDeductibleのトータルに加算されません。たとえ、検診料金が100ドルで、レントゲンに200ドルかかったとしても、それは200ドルの出費と換算されるという事です。個人的にオプションがありすぎで少し惑わされるようなプランの組み方のような気がします。
Nationwide.(公式ホームページ)
米国大規模コーポレーション。自動車保険、火災保険、旅行保険など、保険のことならほぼ何でも取り扱っている大手企業。銀行としての機能もしています。ちなみに私の猫はNationwide に加入しています(実際の詳しい内容はこちら)Wellness Plan, Major Medical, Pet Wellness プランがあります。Wellness planだと月額は高いですが、90%のPayoutそして、年間250ドルのdeductibleなので、ASPCAに似ています。
他にもEmbrace, Healthy Paws, Pet Plan等、アメリカはペットの保険がとても発展しています。
4.ニューヨークで私の愛猫が入っている保険: Nationwide Pet Insurance
色々検索した結果、Nationwide のペット保険に加入決定。プランはランク上のWellness Planにしました。コストを抑えたければMajor Medical Planでも良かったのですが、こちらのプランだとPayoutの上限額や割合が病気や事故のケースにより変動したり、取り扱っていない用件があったり。色々あとからカバー出来ない病気が判明する事が面倒だったので一番便利なこのプラン。
Wellness Planの良いところ
月額は3プランの中で最も高いですが、カバー力が断然強い。診察料、予防接種、先天的な病気、がんなどアリとあらゆるものを年間$250のDeductible(患者が負担する年間のベースライン)で残りの負担が1割。上記通り一度のアクシデントで、$1500-2000かかる(もしもがんなどの病気になった場合はもっと高額になります)ことを想定して、月額を12でかけて、プラス$250の….と計算していくと3プラン比べても実際そこまで大差がないんです。高額になればなるほど、安いプランだと飼い主負担が大きくなっていきます。Wellness Planには、Holistic care だったか不思議な施術があるのですが猫にセラピー!?と思いつつも、一度愛猫はその施術をされた事があって、こういうものもカバーしてくれたり他のプランではカバーしてくれなかったり、、、と医者と交渉するのも面倒なので、本当にこのプランで良かったと思います。
Wellness Planでカバーされないもの
このプランで取り扱ってくれないものは、pre-existing condition (前からもっていた病気)boarding (病院の入院費)とmeal(食事)、waste (いまだに何かよくわかりませんが、私の猫病院では$10以下のものです。)グルーミングです。Pre-existing conditionをカバーする保険はゼロに等しいと思います。カバー力は何度も言うようにこの保険のこのプランが一番のような気がします。よく考えれば、入院費はカバーされていた気がします。ただ、お泊り目的のboardingという意味なのかもしれません。病気になったら大体麻酔が切れるまで負担をかけないように病院に泊めさせておくのでこの入院は避けられないものと考えています。
でも!愛猫は歯石が溜まりやすいというPre-existing conditionを持っていながら、歯のクリーニング、歯周病時の抗生物質費用が他と同様9割負担されました。ダメ元でも一度請求をしてみるといいことがわかりました。
5.アメリカのペット保険の加入の仕方や返金までの実際の流れ
ここからは、実際にアメリカでペット保険に加入する方法や、保険からの返金が来るまでのプロセスについてご説明します。加入は2年半前オンラインで。アプリケーションも簡単な身分証明を記入するだけでした。その後に、メールが送られて来てかかりつけの獣医さんに診察カルテをFaxするようにリクエストが来ました。もしもペットは健康体ならそこからスムーズにスタートをするはずが、我が猫は昔の検診や入院カルテのヒストリーから更にリクエストが。
結局もう一度来診して血液検査と尿検査をしなければならず、余分に$400ほど出費があったような気がします。結局、オンラインで願書をしてから実際に始まったのは2ヶ月後でした。
意外な遅れや出費があるかもしれないことを前提に申し込んでください。
そこで、愛猫のPre existing conditionを判断されました。これから、獣医さんにアップデートをして解除承諾ができれば保険でもクリアされます。人間と同じですね。
そして毎月プレミアム(月額)を払い始めます。私の場合は2018年当時$57でした。この年は特に何もないと思っていましたが、秋ごろにやはり前と同じような症状が出始めて入院施術。
追記:2021年4月からの一年間では現在$76.96 /月になっています。同じ年齢であれば猫より、犬の方が値段は高くなるようです。
病院側には初めに飼い主が負担する
これがアメリカのペット保険のシステムと考えてください。クレジットカードでも現金でも、とりあえず病院とお金のやりとりをするのは私達です。
まず病院側に患者側が全て払った後に、保険会社に獣医からのカルテとレシートをコピー郵送、FAX、またはPDFで送ります。私は携帯のスキャナアプリで簡単に処理して、Nationwide Pet Insuranceのクレーム係(英語ではクレームとは文句のことではなく申し込みという意味です)へEmailします。必ず、Application formを記入して同封しなけれななりません。オリジナルは自分で控えておいた方が良いでしょう。
その後に受領メールが届きます。初めての時は2週間後程に返金されました。自分のアメリカの銀行口座を記入して電子送金してもらいました。もちろん小切手で自分の自宅に送ってもらうオプションもあります。アメリカの郵便は、途中で迷ったり紛失される可能性があるので、自動送金の方が安心です。その時々で、早かったり遅かったりしますが過去全ての件について1ヶ月以内に 送られてきています。
自己負担額から$250引いた額から90%、何セント単位できっちり計算されて返ってきます。
6.Nationwide Pet Insurance のクレーム申請の方法
ペットが病院で検診や手術などを行い、医療費を病院側に負担した後に領収書をいただきます。レシートはどの病院でも大体内訳が書かれています(Invoiceと言います)。この内容が書かれている用紙を必ず頂いてください。内訳の施術や投与された薬(例えば点滴、痛み止めなど)を保険会社の担当者さんが確認し、被保険者であるペットが加入している保険タイプの範囲以内であるかを判断します。ここでも私はWellness Planがおすすめなんです。大体は通りますから。
その請求書及びに自分が負担額を全額支払ったという証明(私のCat HospitalではInvoice 上に、払いましたという証明が同時に印刷されて渡されます。クレジットカードなどのレシートでも大丈夫かと思います。不安な場合は病院のデスクに聞いてください。彼らは他にも保険に入っているペットの件を沢山取り扱っていますので、我々に何を渡さなければならないのか良く知っています。
さらに無難なのは、ドクターが書いたカルテをデスクに頼んでPDFなどのデータで送ってもらう事です。定期注射などの簡単な診察の場合はこれがなくても審査が終了になる場合が多いのですが、けがや病気の時の手術は沢山の薬や手術技料(レントゲンや血液検査など)が関わってきます。その為、保険会社が確認のためDoctor Noteを要請してくることが大変頻繁にあります。二度手間、そして審査の待ち時間を省くためにも私は初めから全部クレーム資料にしています。
1)Nationwide Pet Insuranceのホームページに行きます。Startで次のページへ。自分のログインID, パスワードを入力するとこの画面に出ます。
2)実際のクレーム入力ページです。簡素で記入も簡単です。
3)Upload Invoiceまで辿り着きました。ここで先ほど話していた、Invoiceとレシートをこちらにアップロードしてください。(必要ならドクターノートもこちらにまとめて)
これで完了です。あとは登録してある自分のメールアドレスに、Nationwideからの受領メールが送られてきますのでそれを待っていてください。その何週間か後に再度、今回はどれだけの払い戻しがあります等のメールが送られてきます。初めは少し戸惑うかもしれませんが、一度システムに入ってしまうと自分も会社側も慣れますので、返金の日にちも早くなります。私の猫はもう何度もこの手続きをしているので割と自動的ぃ〜な感じになってます。
過去に一度あったのが、ドクターから処方された腎臓系の缶詰フードの払いもどしについて。血液検査、レントゲンその他は全て払い戻されたのですが、なぜか負担額の90パーセントに満たない、、、すぐにクレームサービスに電話。すると担当の方に”缶詰だけ審査が保留になっているからドクターノートをもらってきてね。”と言われ、言われた通りにそのPDFを送ったところ結果的に払い戻しされました。過去の経験から、ダメ元でも全てやってみる。そうすると案外通ったりするものもあることがわかりました。結果、今まで通らなかったものはゼロ、ということなんです。
7.まとめ
以上がアメリカでペット保険に加入する、クレーム申請、そして負担額返金までの流れになります。ニューヨークで猫を飼っている私個人の意見では
毎月のプレミアム金額払いはあるとしてでもペット保険に入っていて本当によかったと思っています。何度も助けられました。
冒頭にも書きましたが、アメリカ、特に都市部ではペットの診察費やお薬、入院代は日本に比べてバカ高いです。いざというとき、万が一の手術(たとえ軽いものだとしても)と判断された時に、悩まずにお願いしますと頼める確率が断然高いし、飼い主側の精神的な負担も少しは軽減されます。
ということで、アメリカ(特にニューヨーク)ではペット保険を早い段階で検討し、加入しておくことをお勧めします。
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