非常事態宣言／ロックダウンから一ヶ月

はじめに：現時点でニューヨーク市の新型コロナウイルス確定感染者数は131,263人、死亡者数は8,893人。これは結果が出た人々のみで、私の周りには、病院に行って検査をせずに療養している人も何名かいる為、感染者数は更に高いと言えます。皆様のより早い回復を願うとともに、犠牲になられた方々のご冥福をお祈り致します

新型コロナウイルス拡散防止のため、ニューヨークの非常事態宣言／完全自宅待機命令が出されてから約一ヶ月が経ちました。

私の住んでいる地域はcovid-19陽性件数が市内最多ということでコミュニティーの皆の緊張感が続く中、

昨日スーパーへ買い出しに行ったら週末だったというわけか人々は少し和らいだ感じがしました。

気のせいかな？それともニュースで、NYのピークは過ぎつつある様なことを観たのでそのせい？

今回の記事は、先日載せたyoutubeの動画内容と絡めて進めていきます。

動画はこちら。６分くらいです。

目次

1) 私の住んでいる地域がコロナウイルス最多陽性確定件数を記録していた

2)コミュニティーの人々の反応

3)アジア人差別について

4)ロックダウン中何して過ごす。。。？

私の住んでいる地域がコロナウイルス最多陽性確定件数を記録していた

動画内でも述べていますが、私が住むクイーンズのエリアがCovid-19の陽性確定件数最多。

マジですか？

と思いました。さすがに。しかも私の住んでいるアパートは、最多件数ナンバー１とナンバー２の地域の境界線のため、どっちに転んでも多いんです。

他のエリアになるとがくんと減っているのに。（逆にこの２エリアを除くとブルックリンの割とスラムな地域の方が多かったりする）

普段あまり陰な雰囲気になるニュースをみない様にしているので、たまたまその日オンラインでこの事を知った時はさすがに怖くなりました。

人って不思議なもので、これを知っていたか知っていないかで緊張感がガラッと変わります。

今まで自宅待機も悪くはないなくらいにのんびりとしていたのに

絶対スーパー以外は外に出ないぞ

と思った瞬間でした。それまでも全然外に出てなかったんですけど。

不安な気持ちってここまで人を強張らせるんだなと思いましたよ、あの時は。

で、この記録って、ほぼ毎日Department of Health(厚生省？)から更新されていくので、

いつかはどこの地域が上に、、、とか思っても

そんなにすぐには変わりません。

それよりも不思議なことは、

ここのエリアそんなに病的に見えないんだけど！ 

大体ニューヨークに長年住んでいると、

あ〜、そうなる理由はこういうことか！！みたいなことがあります。

例えば、普段清潔にしていてよく手を洗ったり掃除をしたりする人々は

菌の繁殖も少ないから風邪をひきにくい。

皮肉なことに、その様なマナーを守られるのは社会的地位が上の人に多い傾向がある

＝所得が多い

＝安全なエリアにコミュニティーを作る

＝１世帯につき住んでいる人数が割とすくない、もしくは１世帯の人工密度が低い

＝そうでない人たちは割とスラム系の地域に固まる

＝ウイルスの被害にあった場合に重症化のリスクが高い

など、一言では語れないいろいろな事情があり、でも本当のことは一般市民にはわかりません。

お金が割とある若い白人男性でも被害に遭われている話は聞きますし

１世帯ごとの人工密度が割と高い本土中国からの移民たちがみなかかっているわけではありません。

でも私が不思議に思えて仕方ないのは

うちのエリアってそんなにゲットーじゃないんですけど！

ってことなんです。

コミュニティーの人々の反応

私の周りは一軒家が連なっているので、割と家族が多く住んでいます。

子供も天気がいい日に庭に出てきたりして遊んだり。

笑い声が聞こえてくると、気分も和みますね。

普段はショッピングモールがあり人通りが割と多い地域。

老若男女、他文化他宗教多人種のまさにコスモポリタン！！なんですが

マナーも守る人が多いです。

”どうぞお先に” ”ごめんなさい”

など心遣いがある人も多く控えめな雰囲気です。

さすがに今回の件では皆不安になっています。

コロナウイルス騒動が始まった頃は中国人しかはめていなかったマスク、

義務化されるよりも前から皆着用。

ゴム手袋もしている人が多いです。

私も買い物に行く時は必ず両方。マスクは日本人だから特に違和感ないですけどね。

散歩で外に出る、という様子もあまり見かけません。

もしかしたら春になり、そろそろ運動のために歩き始める人が出てくるかもしれませんが。

 

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Finally decided to go to grocery shopping for the first time every since lockdown started. Super impressive diligent work at a local grocery store. Managers, stuff workers, customers, they seemed cooperate with each other, to make each one ‘s shopping as safe as possible. There was no discrimination or hatred, but rather I felt vibe that come together to fight against this unknown circumstance. I love Queens. I pray that soon I can hear the cheerful ambient noise back again on the street.

A post shared by Nekonome (@nekonomeny) on Mar 28, 2020 at 9:29pm PDT

アジア人差別について

YouTubeでも焦点を当てて話していますが、

アジア人差別どうなの？

ってところです。

私のエリアはあまりない気がします。

少なくとも私は一度も経験していません。

それに、道端で、アジア人ということでみてきたかなーとか思うのって

だいたいマンハッタンに近いクイーンズだったり、地下鉄の中だったりするんですよね。

基本的にそれぐらいなら私は気にしません。たまたま見られたのかも、

と思っておけばいいのです。

みんな、ここまでくると差別云々どころじゃないかもしれません笑

逆にスーパーマーケットとかで丁寧に対応していただいたり、

困っていたとき助けていただいたり

人の助け合いもよく見かけます。

（さすがに今はソーシャルディスタンシング、人が近くに寄ることはまずしませんが。）

ロックダウン中は何して過ごす？

もう一ヶ月ほど、外に出る時は

7-10日に一度食料品買いに行く時だけ。

どんだけニートやねん。

今まで２回ぐらい散歩行ったけど、

このエリア住宅街なのであまり見るものないし。

つまらなくなってすぐ帰ってきます笑

ハンガリーのお友達がヨガの先生をしていて、

画期的にオンラインクラスしてくれているので参加して

とりあえず週に１日は運動らしい運動して。。。

 

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A post shared by Nekonome (@nekonomeny) on Mar 25, 2020 at 8:33am PDT

家で　これがチャンス！

と、本業のオンライン化、動画でプロモーション作ったり

普段は時間がなくてできないソーシャルメディアの勉強など

いろいろしていると１日、１週間すぐに経ってしまいます。

演奏家なので、もちろん練習は欠かさず。

なかなか割けない時間ができたことに感謝しています🙏

探せばやることなんていくらでも見つかりますねー

そしてなんと言っても

友人とコミュニケーション取る機会が増える！！！

皆も家にいるから、時間のニアミスとかもないし。

不安なことも探せば出てくるかもしれないけれど、

ラッキーなことも探せば出てくるはず。

でも早くセントラルパークとか散歩しにいきたい〜