アメリカで話題のCricut Makerとは?クリカットで作れるものご紹介
アメリカ全土で近年話題のCricut Maker。興味津々猫の目ニューヨークも一年半前に購入しました。創作物大好きな私にとってかなり重宝しています。Cricutを使って友人にお誕生日カードやThank You cardを作ったり、Tシャツにアイロンでパッチして(Heat Transfer Vinyl) プレゼントしてみたり。
Cricut Maker には色々な種類があるのですが、我が家のものはCricut Maker。他にもCricut Joy や、Cricut Explore、Cricut Explore Air など様々なラインアップがあります。最新は2022年夏頃登場したCricut Maker 3とCricut Explore 3。
当記事では、我が家にあるCricut Maker についてに重点を置き、これを選んだ理由と実際に何が作れるのかについてご紹介します。
目次
Cricut Maker とは?
まず、Cricut Makerとは何ぞや?と思われる皆様にざっとご説明。
米国のユタ州に本社を置くクリカット社の製品。WebsiteやOnline Shoppingの形態を見るとまだまだ子会社な印象だけど、どんどん大きくなっていっている会社ですね。少し調べてみたら近々株式市場にも入っていくとか。Cricut Machines に関するYouTuberも沢山。みているだけでアイデアも広がり楽しい。さすがクリエイティブなアメリカンなだけあり、アクセサリーなどの新商品が出る速度が早い。
Cricut Machineは、いわゆる万能カッティングマシーン。これから説明しますが、紙やビニールシートから皮や木材まで、ソフトウェアで作ったデザインに沿って専門の刃物カートリッジが材料をカットしてくれます。カットだけでなく、ライティング機能も備えているため、ペンで紙にシンプルな文字やデコレーションを描いたり、応用するとメタルのタグ(ペットの首輪につけるような)に Engraving(引っ掻いて字や柄をつけていく)もできるみたい。凄楽しすぎる。
実際発音してみると、”クリケット”(Cricket=コオロギ)と聞こえるのは私だけ?いや、そうでもないみたい。Cricutのマスコットはコオロギ君、だから二つをかけたみたい。なんだか可愛いな。
私がCricut Maker にした理由
Cricut には沢山の種類があります
- Cricut Maker 3/Cricut Maker
- Cricut Explore 3/Cricut Explore
- Cricut Explore AIr
- Cricut Joy
この中で私が(今はCricut Maker 3が最新)Cricut Makerにした理由は、他の機種に比べて扱える材料の数が多い事!売り文句は、300種類ものマテリアルを扱うことができるという事。ベニヤや、薄い木材(basewood)も切れるので木製パズルや、木のピアス·ネックレスなんかも作れちゃいます。あと、他のレビューを読んでいると、カッティングの速度もCricut Exploreに比べて速めだったり、重さがあるので材料を切る安定感があるなどがありました。
当時妊娠していたので、産まれてくる子の洋服にアイロンで模様つけしたかったのと、まだ先になるけど将来子供のために恐竜パズルや模型なんかを作ったら楽しいだろうなと思ったのが一番の決め手。布やフェルトを扱えるのはCricut Maker /Cricut Maker 3のみ。ミシンや布裁縫が大好きな私にここでも大活躍してくれてます。
バンドルで購入
Cricut Maker は、公式ウェブサイトで購入しました。本体のみ購入すると$249.99のところが、Everything Materials Bundle だと$279.99. 物価高騰の続くアメリカですが、これは2021年購入時と変わっていません。単価価格よりもたった$30上乗せで沢山の材料やアクセサリーがついてとてもお値打ちです。
バンドルの中には多少使わないだろうなというものも出てきますが、アクセサリーやマット等、一つずつ買い揃えていくと結構なお値段になるので絶対こちらの方がいいと思います。バンドルには少し安めの$259.99でEssential Bundle がありますが、超ミニマムで試してみたい方はこちらでもいいかも。(アフィリエイトもしていないのにすっかり販売定員になってしまっている猫の目ニューヨーク)でもやっぱりEveything Bundleをおすすめしたいな。
Cricutで実際作ってみたもの
さて、今から私がCricut Makerで実際に作ってみたものをご紹介します。
グリーティングカード
Cricutでできる定番。カードストックを切ってノリではるだけ。母の日やに友人やお子さんに贈ったりしてます。オリジナリティーあるのでめちゃ大活躍。デザインを探せばポップアップカードも作れて作るのが楽しい!
ギフトタグ
こんな可愛い猫のギフトタグもすぐにできちゃう!可愛すぎて、我が猫の上に載せてみたら気に入ってもらえました(笑)
ポップアップカード
差し上げ用としてでも活用できるし、可愛いのでうちのデコレーションにもなります。作る過程もとっても楽しい。(少々面倒くさい)
3Dカード
好きな色のカードストックを組み合わせて、マウント用のテープで貼っていくと、かわいい恐竜のカードができました。
お誕生日バナー
息子の1歳記念に、自分で作ってみました。もちろん日本なら100均で簡単に買えちゃうしこっちの方が手間はかかるけど、、、笑
アイロンパッチ
息子の無地のボディスーツや、T shirt、自分で作ったキャンバスのポーチに好きなデザインをアイロンオンしてオリジナルが作れます。ギフトでよく作ります。
フェルトの小物
これはまだ作りかけ(笑)お気に入りのナマケモノグッズを何か作りたくて。Cricutならハサミで切れないような細かいところも綺麗にカットしてくれちゃいます。フェルトを切るには、普通のブレードでも可能ですが、Rotary Bladeを使った方が無難。
小さなギフトボックス
バンドルに含まれていたポスターボード(少し厚い型紙)で、手のひらサイズのギフトボックスを作ってみました。小さな子供にお菓子をあげたりするのにちょうどいいサイズ。
レザーのブレスレット
Cricut 公式ショップで、薄めのレザーを購入して作ってみました。とても簡単に、綺麗にカットできて感激。レザーを切るには、オプションでのKnife Point Blade が必要。
ウォールアート
こちらもバンドルに含まれていた、フォイルステッカー(foil adhesive) で今年のクリスマスの時に壁に作ってみました。マットステッカーをキャビネットのドアに貼ってオーガナイズしやすい様に付けてみたり。ステッカーには貼り剥がし可能なRemovable と、粘着力の強いPermanentの2種類あって、家のデコレーションにはRemovableを使っています。
Cricut Maker の弱点
楽しくて、本当に買ってよかったと思うCricut Makerなので目を瞑っておきたいところだけれど、この機種の弱点をいくつか挙げてみます。
重い
Cricut Maker は4.8kg(10.68lb) で普通に結構重いです。だから頻繁に持ち運びをしたい人にはあんまり向いていないですね。家庭用の軽量ミシンと、本格派職業ミシンみたいな感じ。お友達のところへ行って一緒に何か作りたい!のノリならCricut Joy (ただし扱えるマテリアルがかなり限られる)が最適。
場所を取る
横幅は役54センチ。大型サイズのプリンターを意識させる。奥行きと高さは20センチ未満でそこまでと思いきや、ものを切るときにマットが奥深くまで入るので、後ろの距離を最低25.4センチは空けておかなければならない事。これをうっかり忘れて机の上に置いたら、切っているときにマットがガンガン後ろの壁に当たって、ブレードがうまく動かないなんてことが何度かありました。
ソフトウェアであるデザイン=スペースをある程度理解する必要がある
Cricutでカッティングをするには、デザインスペースと言うソフトウェアが必要です。パソコンでPhotoshopなどを使いこなしている人は問題ないと思うけれど、複雑なデザインをカットしたい場合、Cricutのデザインスペースをよく使いこなさないといけません。私もまだまだ勉強中です。
作業中に結構うるさい
作動している時に結構音します。音に結構敏感な息子が昼寝中に作動させると、熟睡していない限り普通に起きます。だから夜な夜な楽しみたい人は、個室でドアをしめておいたほうがいいですよ。
Bluetoothのコネクションが頻繁に落ちる
なぜか、たまにコネクションエラーになりやすい時があってその都度再起動させたり、アプリを一旦閉じたりしないといけないのがストレスになります。特に子育てで時間が限られている中作り物をさっくり仕上げたいときに起こるとガーン。そんなときにはUSBで直接接続すれば確実だけど、できるならワイアレスでことを済ませたい私にはCricut社おい!と突っ込んでます。
カットできる大きさが小さめ
Cricut Maker は、12インチx12インチの標準マットもしくは12×24インチのXLマット上でカットをします。それよりも大きいデザインはアウト。Cricut Maker 3 / Cricut Explore 3ではSmart マテリアルと言う機能でさらに大きなものをカットしていくことが可能ですが、横幅は12インチに限られます。
材料費がかさんでくる
気をつけていればいいだけのことですが、色々作ってみたくて材料やアクセサリーをどんどん買い揃えていくと一気に費用が嵩みます。カードストックを大量買いしたり、レザーを切るために新しくDeep point bladeを買ったり。Cricut 公式webショップやAmazonで値段が一気に下がることがあるので、定価ではほとんど買いません。
カードストックによっては、しっかり切れなかったり、切れすぎで途中で破れてしまうことがある
レビューによると、カードストックがどの様に作られているかの過程により、切れ方に違いが出てくるとか。細かいデザインになればなるほどエラーの確率も増えます。走行テストは確実にしておいた方が無難。何回かブレードの圧力レベルを調整するのに紙を消耗するので、高価な材料(グリッターが入っていたり、和紙だったり)だとたまにキズ。
最後に
今回は、Cricut Makerについての概要と、私がCricutを選んだ理由、大まかに何が作れるのかについてご紹介しました。工作好きな人には本当におすすめです。自分だけのオリジナルグリーティングカードも沢山作れます。日本では通販みたいな感じでしか手に入らない感じだけど、これからどんどん普及していけば、人気出るんじゃないかなーなんて思います。
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