日本-JFK空港 Unitedコードシェアから日系飛行機で里帰り!
日本からニューヨークに来たことがある人は誰もが経験するこの長時間フライト。
ロサンゼルスからさらに4−5時間飛んで行かなければなりません。
14時間(冬は13時間)の時差とともにできれば避けて通りたいところがこの旅路。
ビジネスクラス、ファーストクラスの方々はまだしも、ずっと座り続けている状態になるエコノミークラス。
こういう時どこでもドアが、欲しいと思ったことがある人は居ませんか?
初めてニューヨークに旅行する人、現地に降り立ってからは言葉も通じないまま、日本のようにサービスも至れりつくせりじゃないし時差ボケも重なり不安になってしまうことも。
こんな時、飛行機ぐらいはせめてまだ日本の気分でいたいですよね。
今回は、私が実際経験したコードシェア便で運よく日系航空会社で飛べた体験談と
JAL ANA比較、そして注意点などをまとめてみました。
目次
1 コードシェア便で日系航空会社に乗る
1-1コードシェアに至ったきっかけ
2 JALとANAの比較
2-1 JFK ターミナルで
2-2 機内の設備
2-3 客室乗務員さん達
3 コードシェアの注意点
3-1スケジュールチェンジのチェック
3-2席のリクエストについて
コードシェア便で、日経航空便に乗れるチャンスも
ここ何度かの日本行きは日本航空(JAL)を利用していました。
過去に何度か米系のNoth West、Deltaも使用していたのですが、
どちらも乗り合わせのタイミングそして料金も割と日系と変わらない、または少し高くなって来ているようなので
日本の航空会社に越したことはない!
そして今回初めてAll Nippon Air (ANA)。YES!!
予約はUnited Airline と
きっかけはFacebookのニュースレターで目にしたAmnetさんの
お年玉キャンペーン。
今回の日本行きは、夏前までに私用があったためだったので
安いなら米系でもよし!として
United Airlineの便をとっていただきました。
久しぶりの米系航空会社で日本へ帰るのも少し楽しみだったんですが
何度か便の変更のメールを受け、気がついたら
All Nippon Airで飛びます!ということで。
やりました!
こういうラッキーなこともあるんですね。期待していない時に。
ただ、その反面気をつけていないと問題も出て来ますのでスケジュールなどは常に確認しておくと良いでしょう。
(コードシェアの場合の注意点に飛ぶ)
JAL とANA の比較
JFK Terminal
JALは、JFK空港でも一番国際線のメジャーの飛行機が集まるターミナル1。
ドイツのルフトハンザ、フランスのエヤーフランス、韓国のコリアンエアーなど。
これらの空港会社の使用ハブにより、エアバス社のジャイアントA-380の離着陸に対応しています。
売店はカルティエや、エルメス、ブルガリなど高級なものも揃っています。Luxなお買い物をしたい人にぴったりですね。
ANAは、British Airways が主になっている、ターミナル7。
たくさん乗り場はありますが、割とこじんまりとしている印象。
たまたまリノベーション中だったかもしれませんが、売店や免税店の数がとても少なく、
あってもMichael Korsぐらいなもので
飛行機までの待ち時間の潰し方に苦労しました。
機内の設備
機内といってもそのシーズンごとに機体の大きさなどが変わるため、一つといった断定的なレビューはできませんが、
JAL とANAを比べると
ANA の勝ち。
77Wという国際線機体は比較的新しく、フットレストがついていてモニターもまだ使われてるな!感が浅い。
中でも一番良かったのは、背中の角度がスライド式で前に倒れる感じになっているので、
機内食中でも後ろの人のことを気にしなくてもいつでもアジャストできます。便利です!
ただ、一つ疑問に思ったのは
席の上の Over head compartmentとの距離が遠くて荷物の上げ下げに苦労しませんか?
です。危うく重い荷物を下に座っている人にぶつけられないし、ちょっと気を使います。
あと、トイレはJALの方が綺麗だし、アメニティも多く歯ブラシも付いています。
余談:私が飛んだ時はたまたまStar Wars キャンペーンをやっていたのかStar Wars前作揃っていました。だから暇つぶしに困らず。DVDのボリューム、マックスより一個下だと急に小さくなってそれから下に下げても徐々に小さくなるのは、、、なおしてください。
客室乗務員のサービスと機内食
これはさすがに日本の航空会社だけあって両者とても丁寧です。
アメリカのサービスに慣れすぎていると”そこまでしていただかなくても。。”と
逆にこっちが申し訳なくなるぐらい皆さん気を使ってくださっています。(日本なら当たり前のサービスかもしれないのですが)
ただ、たまたま乗り合わせた便だったのか全体を見ての主観的な印象では
若干JALの方が上。
なんとなくですが、王道プロフェッショナル!っていう気品みたいなものがJALさんの方が若干ですが高い気がします。
英語を使っている人に対してと日本語を使っている人に対してのスマイルの仕方や
物の渡し方が一定なのはJALのスタッフの方が多い気がします。スタッフの方々の個人差もあるので全体的な印象をみてですが。
でも、、、機内食がANAの方が色々小皿があったし、吉野家みたいな一品もの!!!みたいなのなかったので好きです。コロッケ美味しかった。
アメリカ入国審査待ち時間
なぜこれをあえて書いたかというと、
12時間以上ある(ただでさえ、東京以外の人たちは乗り継ぎまでしてくる)長時間フライト。
JFkにやっと到着してからも入国審査、税関を通らなければなりません。
私は過去に何度も長蛇の列で嫌な思いをしました。ひどい時は面接窓口に行くまでに2時間半待ちなんてザラです。
そこで少し知っておくとトクするかもしれない情報です。
ANAのターミナル4は出国も帰国も割とスムーズ
今回JFK出発の際、もちろん夏休みのピークシーズンではないということにしてもターミナル4の脇にあるANAのカウンターは待ち時間ゼロ。
日本人のスタッフが、日本語で初めから丁寧にカウンターまでエスコートしてくれて、セキュリティーチェックも並び時間ゼロ。
日本から戻った際の恐怖の入国審査の長蛇も、30分程度で終わりました。
多分メジャーな他の国からの飛行機の時間とバッティングしていなかったからだと思いますがしかし。
JALのターミナル1は、夏休みは必ず2時間はみておいた方がいいと思います。
みんな歩き疲れ。子供連れの方とか大変そうです。
一人の人も、トイレ行くのに困ります。
一年前、ルフトハンザでヨーロッパからオフシーズンにJFKに帰ってきた時も2時間半でした。
だからシーズン関係なくジャンボジェットが集まるターミナル1は
他国からもたくさんの常に乗客がいるためなのでは?と思います。
コードシェアの注意点
最後に、今回のコードシェアで得した反面、冷や汗をかいたこともいくつかありますので参考にしていただければと思います。
スケジュールチェンジのメールは、常に確認しておくこと
チケットを購入してから2度ほど飛行機の時間変更のメールをいただきました。
過去にJALでもあったんですがさほど変わらなかったし、あまり気にもとめていなかったんですが
今回気づけば最終的に、出発地から国内線で成田まで到着した後に国際線が飛び立つまでの時間が
たったの55分
これって、かなり時間ギリギリ。
初めから知っていれば私はおそらく取りません。
なぜなら、国際線のゲートは大きい飛行機だと45分前後から開いて座席につき始めるし、
成田の国内線と国際線ターミナルは結構離れているのでまず移動時間に10−15分は見ないといけない。
最悪なことに、中部国際空港からの便が20分遅延で出発。
無理でしょ。
と思いながらもなんとか係員の人と、後JFKまで同じ便で乗り合わせたアメリカ人の乗客2人と走りに走って
飛行機は待っていてくれました。
でも、間に合わなかった確率もありました。
こんなストレスも嫌ですね。
最後の乗客ということで、オーバーヘッドコンパートメントもほとんど埋まってしまっているので自分の席より遠いところに
荷物を入れなければならない、なんてこともあります。
これは、コードシェア便だったから、国内線とかのブッキング扱いが適当にされたのでは?と勝手に思っています。
今まで、ANAと直接でチケットを購入している友人知人からこのような話はまだ聞いたことがないので。
席のリクエストやオンラインチェックインができない可能性も
普段、航空会社と直接の発券をしている場合は事前に座席指定のリクエストを出しても
そのまま確定するのですが、(または通路側指定すれば通路側などにたタイプの席がいただけます)
今回は全くもってダメでした。
私はいつも通路側を指定するのですが
今回は初めて長期フライトの窓側。リクエストの意味は全くなし。
そのおかげで、窓側の良い面も発見できたので良かったのですが、
チケットのオンラインチェックインも出発の日でも全くダメで
結局カウンターまで出向いてという形になりました。
電話でカスタマーサービスに連絡を取っても、航空会社側が私のチェックインにストップをかけている
とのことで何もできない状況。
こういう可能性もありますが、
最後はなんとかなるぐらいの大きな気持ちで
格安チケットは取るべきだなあと思いました。
まとめ
いかがでしたか?
初めは”あー米系の飛行機ならあまり良いフライトが期待できないなー”と思いながらも
コードシェア便で日経の飛行機で飛べてしまった体験談。
よくチェックしていると、米系の日本行きが安くなっている時があります。
思い切って購入してみてください。
ただし、初めからリスクを避けたい場合はお値段を上乗せしてでも
確実に購入することをお勧めします。
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